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WordPressは世界中で使用されている優秀なシステム(CMS)ですが、アップデートが多く、情報が古いと「記事の内容と違う」ということが多く発生します。
そのため、今回から2024年7月時点(バージョン6.61)をベースにWordPressサイトを制作する手順について複数の記事で解説します。
今回の記事の前提は以下の内容になりますので、興味のある方はぜひご覧ください。
- バージョンは6.61
- 使用しているテーマはlightning(無料版)
- 後半では有料版の機能も紹介する予定です。
- 基本的にノーコードで進めます。ノーコードで作り終わったらCSSなどのカスタマイズも行います。
- 地方の小規模サイトを作成する前提です。プラグインも極力シンプルな構成です。
ログインして設定を開く
まずはWordPressにログインします。
インストールなどについては以下の動画を参考にしてください。
ディスカッションの設定
ログイン出来たら、まずは左のメニューから「設定」→「ディスカッション」と進みます。
「ディスカッション」はコメント機能の制御を行うところです。
通常のサイトでコメント機能を使用する可能性は低いので、使用する予定がなければすべてチェックを外しましょう。
パーマリンクの設定
続いて、同じく「設定」から「パーマリンク」を選択します。
「パーマリンク」とは、WebサイトのURL(このサイトで言うと「https://web-entrance.jp」)の続きに入れる文字列のことです。
パーマリンクはそのページを示す住所なので公開後に変更すると検索結果に影響が出るため、注意が必要です。
どれにすべきかは状況によりますが、いくつかのポイントを載せておきます。
パーマリンクには「日付と投稿名」「月と投稿名」というものが含まれています。
これは「https://web-entrance.jp/2024/07/30/wordpress」のようにパーマリンクに年、月、日を入れたりするものですが、基本的にはお勧めしません。
というのも、Webの記事は投稿して終わりかというと必ずしもそうではなく、半年後などに最新の情報に書き換えたり、見られていない記事をてこ入れするために書き直したりします。
しかし、その場合にパーマリンクに日付が入っていると、パーマリンクは変更できないため、最初の投稿日のままになってしまいます。
そういった意味で日付が入るタイプのものは意図がない限りお勧めしません。
もっともよいのは投稿名でのパーマリンクです。
例えば、「https://web-entrance.jp/wordpress-setting」のようなものです。
こうしておけばURLを見るだけで何の記事かが一発で分かります。
アクセス解析ツールなどで「よく見られているページ」などを一覧で出したときには、この方式だとすぐにわかります。
ただし、この方式だと、毎回投稿名のパーマリンクを毎回書き換えるという作業が発生します。
投稿名でそのまま投稿すると記事のタイトル(日本語)がそのまま入ります。
そうすると、メールにリンクを張るようなケースの場合、日本語が強制変換されて、%などが混じったすごく長いリンクになります。
※英語圏は投稿名が英語なので問題ないです。日本語はなにかと大変です。
投稿名でのパーマリンクが向いているのは、「まめな人」です。
私もそうですが、こまめに変更することが難しい人や、投稿する人でスキルにばらつきがある場合は、「p-123」「123」のようなパーマリンクも選択肢に入ります。
後で記事のURLを見ても何のことやらさっぱりわかりませんが、アドレスがシンプルなため、メールなどでリンクを貼るときも無駄にスペースを使うことはありません。
「設定」の他の項目はいったんそのままで。
「設定」で最低限触るのは今回解説した「ディスカッション」と「パーマリンク」です。
ほかの設定は初めて触る方には不要な設定です。
それどころか、触る場所によっては大きなトラブルにもなりかねません。
まずはこの2つだけ、しっかり変えていきましょう。