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以前、「パソコン選びの基礎知識」という記事を書きました。
今回の記事はそれを踏まえて、「OS」というものについてもう少し踏み込んでいきます。
OSとは?
OSとは「Operating System(オペレーティングシステム)」の略で、パソコンのプログラム上の基盤となるものです。
以前の記事でも「電気や水道などの基本的な設備のようなもの」という説明をしましたが、皆さんが使用している「Word」「Excel」「GoogleChrome(ブラウザ)」などの「アプリケーションソフト」は、すべてこのOSを基盤として動作しています。
そのため、OSが違うとアプリケーションはそのままでは使用できません。このことから、インストールする際には「使用しているOSは何ですか?」と聞かれることはよくあります。
以下の画面はパソコンの画面録画ができるフリーソフト「OBS studio」の最初の画面です。
画面にあるマークは左から順に「Windows」「MacOS」「Linux」です。
このように、新しくアプリケーションを入れるには、自分の使用しているパソコンのOSが何か、を把握することは非常に重要です。
OSの種類とその用途について
OSはアプリケーションをインストールするために非常に重要なものです。
そのため、自分の使用しているパソコンはどのOSを使用しているかは正確に把握する必要があります。
しかし、それ自体はそこまで難しい話ではありません。
以下に、それぞれのOSの特徴を書いていきます。
全世界で見ると、おそらく最も普及しているOSです。
画面を開いてデスクトップ画面を見れば、窓のようなアイコンがあれば、Windowsの可能性は高いです。
上記の画像はWindows11ですが、Windows10も似たようなアイコンです。
Windowsは多くのパソコンメーカーが搭載しているため、「MacやChromeOSでなければWindows」という消去法で考えればさほど間違いはないです。
iPhoneやiPadを作っているApple社のパソコンであるMacに搭載されているパソコンです。
デスクトップ画面を開くと左上にリンゴのマークがあるので、わかりやすいです。
Macに関しては実質的に独自生産なので、Mac = MacOS と考えて問題ありません。
基本的にはそのデザインやクリエイティブ作業能力が気に入って購入する方が多いので、Macを購入した人は「Macを購入した」と分かっているケースが多く、そのため、使用しているOSはMacOSと考えて問題ありません。
Chrome OSはGoogle社が開発したOSで、近年インストールされているものが増えています。
パソコンの見た目はWindowsパソコンとあまり変わりはない、というか、元WindowsパソコンだったものにChrome OSがインストールされているケースが少なくありません。
ではどうやって見分けるのかというと、デスクトップ画面です。
以下は、Chrome OSのデスクトップ画面です。
画面を見てピンとくるかもしれませんが、「スマホのようなレイアウト」となっていることが特徴です。
元々GoogleはAndroidというスマートフォン用のOSを開発しており、その延長線上でパソコンにも搭載できるOSを作った、という経緯があります。
非常に動きが早く、パソコンのスペックに左右されにくいという特徴があるのですが、Wordなどのソフトの互換性は発展途上のため、サブ用のパソコンとして持っている方が多いように感じます。
Linuxとは、オープンソース(コードが全世界に公開されていて、だれでも利用できる)のOSです。
無料で利用できる反面、素人が使いこなせるものではなく、基本的にはWordやExcelなどのソフトは対応していません。
主な用途としては、レンタルサーバーなどのOSとしての使い道が多いです。
とても軽量なプログラムのためパソコンに入っている例もありますが、一般のパソコンユーザーが目にすることははずないといって良いでしょう。
要するに、どう見分けるか
以上を踏まえてどうやってOSを見分けるか、ですが、
1,普通に使用しているパソコンかどうか
→YesならLinuxは除外
2,Macかどうか
→YesならMacOS
→NoならWindowsかChromeOS
3,デスクトップ画面がスマホのようだ
→YesならChromeOS
→NoならWindows
少し乱暴ですが、このようにすれば大まかに見分けることができます。
一番確実な方法はパソコン自体のプロパティ画面を見ることですが、それぞれのOSによって見方が違うので、その際はぜひ検索してみてください。